五色百人一首 青札 百人一首の音読,暗唱 練習。

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百人一首の練習

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青札(20枚)

五色百人一首 青札 (20枚)

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
有明の つれなく見えし 別れより あかつきばかり 憂きものはなし
嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり
奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき
朝ぼらけ 有明の月と みるまでに 吉野の里に ふれる白雪
 
さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ
かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きをみれば 夜ぞふけにける
君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな
憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを
天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ をとめの姿 しばしとどめむ
 
めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな
わたの原 漕ぎ出でて見れば ひさかたの 雲居にまがふ 沖つ白波
陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む
 
このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに
夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ
ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり
契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり
思ひわび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり

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